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アジャストメント フィリップ・K・ディック

ハヤカワ書房が新装版にしたり、あらたに傑作選を出版したりしているディック。
新装丁も嫌いではないですが、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は旧装丁の方が好き…。

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ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック フィリップ・K・ディック

サンリオ文庫! 子猫 で世界を席巻するサンリオがSF出版していた、そんな時期もありました....

当然絶版だが、ハヤカワから「時空飛行士へのささやかな贈物」と改題して再版済み

ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック

やっぱり ディックって短編向きだと思う

初期作品が多くて破綻してたり、ベタだったり、オチがしょぼかったり、強引なガジェット出したりとアレだが。

その分、デッィクらしい現実や己への疑いの眼差しがゆるぎない

特に、巻末のディック自身により各短編へのコメントがそれを強く補完している

そんなテーマとは関係なければ「電気蟻」は面白い。コレで1969年 作だぜ。



ディックを数編読めば分かるが、何度も繰りかえし描かれるテーマについてディック自信が言及している。

(しかし、自分の著作によくよくコメントする奴だ)



以下、メモ

「わたしの最大のテーマ (中略) だれが人間であり、だれが人間の見かけをしている(人間になりすましている)だけなのか? (中略) わたしにとってこれ以上重要な疑問はほかにない。そして、その答はなかなか見つからない」

「わたしは人間なのか、それとも自分が人間だと信じこむようにプログラムされているだけなのか? (中略) それが重要なテーマなのは、いやおうなくわれわれにこんな問いかけをさせるからである。人間とはなにか? そして--人間でないとは?」

「わたしにとってこの作品は、人間とはなにかという疑問に対する初期の結論を述べたものある。(中略) 問題はあなたがどれほど親切であるかだ。この親切という性質が、わたしにとっては、われわれを岩や木切れや金属から区別しているものであり、それはわれわれがどんな姿になろうとも、どこへ行こうとも、どんなものになろうとも、永久に変わらない。わたしにとって"人間らしさ"とは自分の信条だ。」

 ※この作品 = 人間らしさ 1955年初出

   アンドロイドは電気羊の夢を見るか?  は 1966年初出 約10年後の細微な違いは面白い



フィリップ・ケンドレッド・ディック 『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック』 サンリオSF文庫

ユービック フィリップ・K・ディック

ユービック
サスペンス調だが、やっぱりお得意の現実崩壊もの。うっかり解説を先に呼んでしまい半ネタバレで読み、

途中まではダレ気味だったが、中盤からの怒涛の展開は面白すぎる

でもオチはあまり好きじゃないなー。なんか火サス か60年代の映画...「冷凍凶獣の惨殺 」とか「金星怪人ゾンターの襲撃 」みたい

ってこの本は1969年の作品だったや



フィリップ・ケンドレッド・ディック 『ユービック』 ハヤカワ文庫



関係ないけど、「冷凍凶獣の惨殺」は面白いよ!かなりの上級者向けだけどね!

流れよわが涙、と警官は言った フィリップ・K・ディック

流れよわが涙、と警官は言った
これもディックの名作。タイトルがいい。キャッチャーだし、なによりこのお陰で真の主人公はタヴァナーではなく、警官フェリックス・パックマンだと分かる



第3部の最後、パックマンと黒人がガソリンスタンンドで交わされる会話はアメリカ的だと思うが、同時に優しさでもあると思う。

ディックお得意の世界崩壊の最中にいるパックマンが、黒人との会話のどこに現実を取り戻したのかを見つけるのは、読者によって違うかもしれないが、私はこのくだりが好きだ

『男はためらい、立ち去りかけて、また引き返して手を差し出した。パックマンはあっさりと握手した』

それでも、このまま終わったら、悲しい物語だったかも。



第4部

今ざっと読み直してもハーラン・エリスンの『世界の中心で愛を叫んだけもの』を思い起こさせる。

勘違いか?と思ったが、直後の解説でディック自身が、『愛にはいろんな形があるようだ。この小説にはそれについて書いてある』と書いてあるので、そうかもしれない。



フィリップ・ケンドレッド・ディック 『流れよわが涙、と警官は言った』 ハヤカワ文庫

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
言わずとしれた大傑作。映画『ブレードランナー 』の原作

久々に読んだらやっぱり面白いわぁ。1968年の作品だが、色あせないテーマ「人間と、非人間の違い」

ディックはそれを [共感] とした。

作中では機械による共感測定が行われている割に、

主人公のリック・デッカードは何度も第六感によってアンドロイドを見分けるのも、それを示していると思う



瞬時に理解しあう場の理解... 今なら空気読めるか読めないか、って事か

アンドロイド = KY .... こう書くとなんか凹む

新装丁版より絶対、旧装丁派 むしろハヤカワSFの中でも↑は秀逸な装丁だと思う


フィリップ・ケンドレッド・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 ハヤカワ文庫

偶然世界 フィリップ・K・ディック

偶然世界
・K・ディックの処女長編作。始まってすぐに登場人物が出るわ出るわで、置いてきぼり

ベリックとペリッグって名前が似すぎな(わざとだろうけど)人物まででるわ....

オチまで含め、最後までついていけなかった。中盤は面白かっただけに、残念


フィリップ・ケンドレッド・ディック 『偶然世界』 ハヤカワ文庫

まだ人間じゃない フィリップ・K・ディック

まだ人間じゃない
That's AMERICAN SF.... 激しい映画化のお陰でそんなイメージ持たれてたりするのだろうか?

あとがきでディック自身が「すべての既成権威に対する反抗する分野」とSFを看破したが、

この短編集を読むと、それが非常に分かりやすい

テーマがストレートに表現される分、ディックは短編向きなんじゃないかとすら思う



フィリップ・ケンドレッド・ディック 『まだ人間じゃない』 ハヤカワ文庫
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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