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愛はさだめ、さだめは死 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

愛はさだめ、さだめは死
ジェイムズ・ティプトリー・Jr は初読時スゲー苦手でまったく楽しめなかったが....

再読して1974年ネビュラ賞 受賞作「接続された女」を読んで、なんで!この面白さに当時!

気づかなかったのかと…!

サイバーパンクの先駆けで、ネタはもはや使い古されているが描写や語り口(翻訳の妙もあるが)の軽妙さと荒々しさがテンポ良くて、物語に引き込まれる。



ただ…やはりジェイムズ・ティプトリー・Jrは苦手

「最後の午後に」「乙女に映しておぼろげに」とか、全然分かんない....




以下は「アンバージャック」の一節。初読時は愛と血液検査が並列に語られている事に凄い衝撃を受けた!

おかげで、今でも愛だ恋だの話を聞くと、頭のなかで血液検査という言葉が飛び交うよ



そこでまもなく、愛とか血液検査といった言葉が、どっちつかずの小鳥のように、狂った手すりの上を飛びまわった。ふたりはおなかをくっつけあわせたまま、泣きながら言葉鳥のほうをちらちら盗み見して、お互いを慰めあい、こんなことをいっていた――われわれふたりにかぎって、ぜったいにぜったいにそんなことにはならない、と。



ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『愛はさだめ、さだめは死』 ハヤカワ文庫
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冷たい方程式 トム・ゴドウィン他 (SFマガジンベスト1)

SFこてん古典も過ぎて「布団がふっとんだ!」並みの半笑いすら出てくる表題作「冷たい方程式」
冷たい方程式

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明日にとどく アーサー・C・クラーク

明日にとどく
御大の初期短編集

どれも"らしさ"を感じる巨視的なダイナミックスさと、基本的なオプティミズム(例外的な作品もあるが)、スパイスのような物悲しさ。

クラーク作品は長編でも短編でもモノによってかなり好みが分かれてしまう

が、どうやら「太陽系最期の日」「闇を行く」「エラー」が好きで、「目覚め」「呪い」「寄生虫」があんまり...な結論からして、私が御大になにを求めているのかは、分かるというもの。


いわく、科学への愛を持った肯定と、人間未来への楽観的な明るさだ



アーサー・C・クラーク 『明日にとどく』 ハヤカワ文庫

人間の手がまだ触れない ロバート・シェクリイ

SFは心惹かれるタイトルが多い、と実感する書名。なんかいいよね!

人間の手がまだ触れない

13編の短編集。

色々感想もあるが、もっとも強い感想は殆ど解説が代弁してくれている。
ただ、一言。これだからSF短編は止められない。




以下、解説から

スマートな作風、ユーモラスな展開、残酷な結び.……パーソナルではない普遍的な題材選びによって、かつて"風刺や文明批評"と呼ばれたものが、時の風化におかさずれ、現代の優れた"寓話"として光を放つ。これがSFでなくて、なんだというのだろう。



ロバート・シェクリイ 『人間の手がまだ触れない』 ハヤカワ文庫
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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