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鋼鉄都市 アイザック・アシモフ

鋼鉄都市
ロボット三原則を絡めたSFミステリ

日本はロボットとはなにかの定義づけがなされないまま、三原則だけが一人歩きしてる印象がある



 第一条. ロボットは人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない

 第二条. ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が第一条に反する場合はこの限りではない

 第三条. ロボットは第一条および第二条に反するおそれのない限り自己を守らなければならない



さくさく読めるバディモノ

アシモフ御大の小説はどれもサクっと読めて楽しく、根源的な楽天主義 が溢れていて楽しい

主人公ベイリの推理は何度目でもはぁ?感がぬぐえない強引さがあるが、推理は本作の醍醐味ではない



異種(ヘテロジニアス!)コンビによるミステリ → 映画「ヒドゥン 」を思い出す

ロボット、R・ダニールといい、ヒドゥンのロイド・ギャラガーといい、誠実!

いや、ロボットと異星人だから根源的には違うけど、人間(地球人)ではない、という点では一緒かと。



大原まり子 の「エイリアン刑事」(完結して…) でも言及されていたが、

結局のところ、人間と非人間(ナル・ヒューマン)を結びつけるものは誠実さに他ならない



アイザック・アシモフ 『鉄鋼都市』 ハヤカワ文庫
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夜来たる [長編版] アイザック・アシモフ / ロバート・シルヴァーバーグ

夜来たる
アシモフ御大の傑作短編をロバート・シルヴァーバーグが長編化

短編未読



まずタイトルがイイよ!SFは魅せるタイトルが多いと思うが、これもその1つに挙げたい

原題は「Night Fall」



オビがストーリーを端的に表現しているので、そのまま写した。そのまんま、というかそれだけの物語

読み始めてすぐに最後を想像するのは簡単。オチの分かりきってる物語をどうみせるか、がポイント。

まーテンポ良く進むこと

文庫550P超えのそこそこ厚い本だが、あっさり読めた



で、この本も英米SFの洗礼を受けてまた宗教集団が出てくる訳…

オチのこの集団絡みの部分は納得できない箇所もあるが、まぁ、もうそこら辺は諦めた。日本人だし

シフェラの性格はまったく同意できない



アイザック・アシモフ / ロバート・シルヴァーバーグ(共著) 『夜来たる [長編版]』 ハヤカワ文庫

ガラスの塔 ロバート・シルヴァーバーグ

ガラスの塔
解説にもあるが到底日本人には書けない物語

宗教観とか、罪と罰の概念とか、フロンティア精神とか、神の存在と精神の乖離とか

ガラスの塔は明らかにバベルの塔を模しているし、

アンドロイドが平等を訴えるさまは公民権運動 そのものだし、(原作は1970年。キング牧師の有名な演説のたった7年後!)

クルッグが最後、混乱の地球(地上)をおいて旅立つのも、混乱と対立の果てに神の不在を表す暗喩かと…



ここら↑の英米SFにお決まりの宗教の影は置いといたといたしても、それでもしっくりこなかったー



思うに、アンドロイドの描写じゃないかと。

アンドロイドが人に相似形であることを強調するあまり、人間クルッグに対する宗教を除けばまるで人間

家族もいれば恋もして駆け引きもしてセックスもする

物語の大前提として人間≒アンドロイドがあるために、最後のカタルシスのために強調されるのは逆の相違

「人と人あらざるものとの違い」



これって、フィリップ・K・ディックがさんざん言及 して、作者なりの思いを作品に込めてたテーマ。

その思いっつーのが感じられない。すまん。

ストーリーだけが先走って、気持ちがのってない感じ。やはり シルヴァーバーグは苦手や…



ロバート・シルヴァーバーグ 『ガラスの塔』 ハヤカワ文庫

夜の翼 ロバート・シルヴァーバーグ

夜の翼
部構成だが、元々1部のみの短編だったせいか、1部と2,3部でなんかブッタ切りされている感は否めない

話は繋がっているが、1部がキレイに終わるからな…



初読時はまったく楽しめなくてシルヴァーバーグ は苦手になったんだが、読み返すと、

老成した主人公のさすらいや、物語後半の宗教的な展開、アメリカSF的な楽観的なエンディングなど

さまざまなテイストが盛り込まれていて、読み手次第で感じ方が幾らでも変わりそうな構成。

つまり、昔は若かったんだな



遥か未来に中世世界並に荒廃した地球が舞台だが、やっぱりそこは海外SF

例によってキリスト、イスラム、ユダヤの聖地と基本の基本くらいの知識が読み手にあるの前提描写あり。

自分はそこらの知識ありまくりでOKだが、そうじゃない人ってどーしてるんだろ、といつも思う



SFではあるがリリカル。リリカルではあるがファンタジーではなく確かにSF

SFとファンタジーを分ける一線がこの物語のどこかに潜んでいるのだろうが、コレといって指し示せない。



1969年ヒューゴー賞 (米)、1976年アポロ賞 (仏)受賞作



ロバート・シルヴァーバーグ 『夜の翼』 ハヤカワ文庫

ピコピコ少年 押切 蓮介

雑誌「CONTINUE」連載。なんつーマニアックな
ピコピコ少年

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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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