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夢の蛇 ヴォンダ・N マッキンタイア

夢の蛇
初読時、まったく面白くなくってむしろイライラした本作

久しぶりに読んで、さすがにイライラはしなかったが、やっぱり面白くない....



サイエンス・ファンタジー(SF・FT)自体が苦手ってのもあるが、なんかなー

話がご都合主義な感じで

苦難が全てがハッピーエンドのために予め用意されていた感が否めない

意外性のないストーリー、よく言えば安心して読んでられる運びがそうさせるのか



主人公の名前はスネーク(女)

毒蛇の免疫を利用した治療師が、この名前を名乗るのは名誉あることは容易に想像がつく

なのに、そんなに凄いのかコイツ?って感じで終始フツーの人



途中、スネークの名前を貰った理由がさらっと思い出されるが、簡単に流されるので凄さが分からない

蛇使いの名前が [スネーク] であることの凄さ、畏怖を伝えておかないと、

スネークが治療師であるまえに、一人の女性としての視点をもってることが逆に見えないんだけど....

そういうもんなのかな。

どうなんかな。。。



この人の『星の海のミッキー』はわりと好きだったのにな...


ヴォンダ・N マッキンタイア 『夢の蛇』 ハヤカワ文庫
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スロー・リバー ニコラ・グリフィス

スロー・リバー
初読時、まったくおもしろくなく、ついていけなくって、苦痛に感じながら読んでいた一冊

アレ?!なにこれすげー面白い!

あまたのSFの中でも貴種漂流譚 ....位の高い人物が事情により身を隠し、市井に暮す物語

昔から好みなジャンルだったんだけどなぁ

派手さがないのと、スパッと解決ではないから、若かりし頃(10代後半に初読の筈)は楽しめなかったのか



近未来のイギリスを舞台にしたサスペンスSFでもある本作

非常に良く出来てると思う(1996年のネビュラ賞 受賞作にむかって上から目線な)

舞台の説得力、人物関係の濃厚さ、感情の揺れ、哀れみと救い、憎しみと赦し、ホントよく出来てるわー



これぞ大人のためのSF

冒頭、誘拐されて暴行ってか陵辱?されたローアが家に頑なに戻ろうとせず過去を捨てる流れは、

腑に落ちなかったが、物語途中、過去のフラッシュバックを読み進めているうちに納得

この構成もスゲー



解説にあった藤田雅矢 の『糞袋』が面白そう。読みたい。


ニコラ・グリフィス 『スロー・リバー』 ハヤカワ文庫

ゆうやみ特攻隊 押切 蓮介

おもしろいなーおもしろいなー
ゆうやみ特攻隊

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ソラリスの陽のもとに スタニスワフ・レム

ソラリスの陽のもとに
SFに興味がない人も聞いたことあるんじゃなかろうか――惑星ソラリス

映画は未見。しかし、こんな地味な物語を映画にしても眠そうなんだが....



多くの優れたSFがそうであるように、この物語も人間の物語だ



どっこい、レムの言葉が解説に翻訳されている。しかもロシア語版の序文に載せてるってんだから、

読む前から伝えたいことなんだろう

読書中は色々考えたが、読後に作家本人に [SFたるや] を語られたら言うことないよね!




以下、メモ (ロシア語版の序文)

作家は自分の作品に対して原則として「まえがき」のようなものを書くべきではないと私は思っている。しかし、ここではあえて二、三の弁解じみた話をすることを許していただきたい。

(中略)

星と、星の世界への道は、単に長くて困難なものであるだけでなく、さらに、それは、われわれの地球上の現実がもと諸現象とは似ても似つかない無数の現象に満ちていると私は思う。宇宙は「銀河系にまで拡大された地球」では決してないであろう。それは質的に新しいものである。

(中略)

その「未知なるもの」との出会いは、人間に対して、一連の認識的、哲学的、心理的、論理的性格の問題を喚起するに違いない。その問題を、暴力によって、たとえば、未知の惑星を爆破するというような方法によって解決しようとすることは無意味である。それは単に現象の破壊であって、その「未知なるもの」を理解しようとする努力の集中ではない。「未知なるもの」に遭遇した人間は、かならずや、それを理解することに全力を傾けるだろう。

場合によっては、そのことにはすぐに成功しないかも知れないし、さらに、場合によっては、多くの辛苦、犠牲、誤解、ことによっては、敗北さえも必要とするかも知れない。しかし、それは別の問題である。

(後略)




まったくもってその通りでございます....



スタニスワフ・レム 『ソラリスの陽のもとに』 ハヤカワ文庫
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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