3編の中篇集
「おかしな観光客」「黒き神の娘」はイマイチ・・・だが「女騎士の歌」はとても良い
ありがちといえば、それまでなストーリーとオチなのだが、
菊地氏の描く、強い女性は素敵だな。
芯があって前へ進む強さと、後退する勇気があるのに、女性的で優しい。
まぁ、実際のところ強さはオチがアレなんでアレだが・・・
せつらじゃなくても、同性でも惚れるタイプだ。
菊地氏の中篇は苦手。
出版された時点ではまだ「青春鬼」が発売されていない
本作は1996年出版、「青春鬼」は2002年。
作中、せつらがまどろみの夢の中でみる、青いヘア・バンドの長い髪の娘って誰だろう。。
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