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死人機士団 菊地秀行

菊地氏の魔界都市ブルースの中で、一番好きなシリーズ
代表作は夜叉姫伝だとは思うが、あちらはキャラクター造形にまだブレがあり
今読むと、こちらの方が代表作と言っても良いんじゃないかと思ってる。
死人機士団




フランケンシュタインの怪物――人工的に造られた、不死の怪物の物語
元となったメアリ・シェリー の「フランケンシュタイン 」はあらすじは知っているものも未読。
しかし、テーマ性は知っている・・・つもり。
創造主と被創造物との悲劇。
反面教師としての人間性。

ゴシック小説だなぁ
そしてゴシックたらしめるには、ロマンスと寂寥が必要不可欠だと思う

本作はロマンス(≒恋愛, ≒叙事詩)があるし、ロマン(=伝奇)もある
寂寥はいわずもがな。
フランケンシュタインもので、悲劇性がないのはイカン。イカンと思ってる。

魔界都市の住人たちも、もはや人間とは言えない様相をていしているが、
それでも人間的、ロマンス(=庶民)だと感じるには、共有できる情感があるから

見るもおぞましい、醜い被創造主にはないと誰がいえる?
フランケンシュタインの怪物が、滔々とつむぐ欲求はあさましくも、あまりに人間的。
それに心通わせるものが、本シリーズの良心ともいえる人形娘だというのも。
フランケンシュタインものの傑作だと思うんだ。(ファンの欲目は認める)



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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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