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流れよわが涙、と警官は言った フィリップ・K・ディック

流れよわが涙、と警官は言った
これもディックの名作。タイトルがいい。キャッチャーだし、なによりこのお陰で真の主人公はタヴァナーではなく、警官フェリックス・パックマンだと分かる



第3部の最後、パックマンと黒人がガソリンスタンンドで交わされる会話はアメリカ的だと思うが、同時に優しさでもあると思う。

ディックお得意の世界崩壊の最中にいるパックマンが、黒人との会話のどこに現実を取り戻したのかを見つけるのは、読者によって違うかもしれないが、私はこのくだりが好きだ

『男はためらい、立ち去りかけて、また引き返して手を差し出した。パックマンはあっさりと握手した』

それでも、このまま終わったら、悲しい物語だったかも。



第4部

今ざっと読み直してもハーラン・エリスンの『世界の中心で愛を叫んだけもの』を思い起こさせる。

勘違いか?と思ったが、直後の解説でディック自身が、『愛にはいろんな形があるようだ。この小説にはそれについて書いてある』と書いてあるので、そうかもしれない。



フィリップ・ケンドレッド・ディック 『流れよわが涙、と警官は言った』 ハヤカワ文庫
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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