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ソラリスの陽のもとに スタニスワフ・レム

ソラリスの陽のもとに
SFに興味がない人も聞いたことあるんじゃなかろうか――惑星ソラリス

映画は未見。しかし、こんな地味な物語を映画にしても眠そうなんだが....



多くの優れたSFがそうであるように、この物語も人間の物語だ



どっこい、レムの言葉が解説に翻訳されている。しかもロシア語版の序文に載せてるってんだから、

読む前から伝えたいことなんだろう

読書中は色々考えたが、読後に作家本人に [SFたるや] を語られたら言うことないよね!




以下、メモ (ロシア語版の序文)

作家は自分の作品に対して原則として「まえがき」のようなものを書くべきではないと私は思っている。しかし、ここではあえて二、三の弁解じみた話をすることを許していただきたい。

(中略)

星と、星の世界への道は、単に長くて困難なものであるだけでなく、さらに、それは、われわれの地球上の現実がもと諸現象とは似ても似つかない無数の現象に満ちていると私は思う。宇宙は「銀河系にまで拡大された地球」では決してないであろう。それは質的に新しいものである。

(中略)

その「未知なるもの」との出会いは、人間に対して、一連の認識的、哲学的、心理的、論理的性格の問題を喚起するに違いない。その問題を、暴力によって、たとえば、未知の惑星を爆破するというような方法によって解決しようとすることは無意味である。それは単に現象の破壊であって、その「未知なるもの」を理解しようとする努力の集中ではない。「未知なるもの」に遭遇した人間は、かならずや、それを理解することに全力を傾けるだろう。

場合によっては、そのことにはすぐに成功しないかも知れないし、さらに、場合によっては、多くの辛苦、犠牲、誤解、ことによっては、敗北さえも必要とするかも知れない。しかし、それは別の問題である。

(後略)




まったくもってその通りでございます....



スタニスワフ・レム 『ソラリスの陽のもとに』 ハヤカワ文庫
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

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英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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