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宇宙少年イオン プロシュキェヴィッチ

学校図書の廃棄本。文化祭で10円とか100円とか、そんな値段で購入

冷戦時代のポーランド作家によるSF児童文学

宇宙少年イオン

宇宙に住む(?)13歳 - 14歳の兄弟が偶発的な事故により、宇宙船に友人と.3人とロボ1人で取り残される。

一緒に巻き込まれた別の宇宙船を助けつつ、無事生還する。



でたよ、14歳。

SFは14歳好きだな



低年齢向けなので、

スタニスワフ・レム のように冷戦の思想が見え隠れすることもなく、楽しく読めた。

これくらいの年齢の子供が、大人のように振舞い、毅然と問題を解決する物語が好きだ。

エンダー、スラン、アトムの子ら、とか。ネオテニー も良いねぇ




「正確」や「銀色」といった漢字にも ふりがな がふられているのに、

まぎれて「陽電子」とか「人工孵化器」といった単語もしっかり出てくるのがまた良い。
「百億軌道」という名詞が出てくるのだが、

字面、発音、喚起されるイメージ、全てが素晴らしい。「百億軌道」だって!

この単語だけでご飯お代りできる

原題も本当は「百億軌道の子供たち」らしい




全体として、科学に対して真摯。

児童文学として堅実、正統派。王道なだけに、今読んでも色あせない。

荒唐無稽なガジェットが目に付かない。実直。



こういうところは地域と歴史が絡むのかね。

日本の児童向けSFは直ぐに宇宙生物とか出したがるイメージ

(この本、1975年に日本で出版されたことを考えると)



イェジィ=プロシュキェヴィッチ 『宇宙少年イオン』 少年少女学研文庫
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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