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「イスラムvs西欧」の近代 加藤博

オビに惹かれた。
「イスラムの」と「イスラムへの」という対比。
「イスラムvs西欧」の近代



宗教と政治に絞って話しが進む。イスラムの本質を知るのに避けて通れない話題だから、だそうだが、
どんな異文化でも、その2つは避けて通れないだろ・・・。

感銘したので、付箋紙貼った箇所↓

宗教学者ユルゲンスマイヤーは、冷戦体制後、世界が「祭政一致の国家を奉じるナショナリズム」と「政教分離の国家を奉じるナショナリズム」とが対立する時代――新しい冷戦の時代――に入っていくのではないかとの危惧を表明した。

これ凄い!
日本は欧米に範を得ているので「祭政一致の国家」ってだけで違和感なんだろーな。
もしくは、野蛮、とか、未開、とか思っちゃうのだろうか。

で、もう一箇所↓

この世は聖の世界と俗の世界からなる。これを、宗教の世界と政治の世界と呼び替えてもよい。アラム・アル=ディーンの主張によれば、この聖俗二元論の世界観こそ、ヨーロッパにおいて政治と宗教が癒着する原因である。
この世に俗の世界とは別に聖なる世界というものをが存在すると考えるから、俗の世界にいる人間が聖なる世界に受け入れられるためには特別な仲介者が必要になり、必然的に仲介者たる教皇が権力を持つようになる。


前後はしょっても通じるかなぁ。
要するに、成仏するには坊主のお経がいる、という状況が、坊主の権力(権威)をいや増している、という発想。
すげーな。

筆者も、これを「われわれの虚をつく指摘である」と書いている。
これスゲーよ。凄いから!(アホなので語彙が少ない)

聖俗を分けることを近代化の礎にした西欧文明に真っ向勝負www

これが本質的な問題なら、違和感はけっして消えないだろうね。

世界がさらに矮小化すれば、違和感だけですまないだろうね。


「イスラムvs.西欧」の近代 (講談社現代新書)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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