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重力の使命 ハル・クレメント

重力の使命



大好きな大好きな、お気に入りの1冊。
メスクリン人(表紙のムカデ)がかわいい。あまりに人間くさいのがいい。キャラクターもいい。
世界設定がいわゆるハードSFに分類されはするが、基本的には未知の世界を進む冒険小説なのだ。
世界設定は説明が難しいが、ようするに超変型な惑星のため、赤道付近ですら3G、極地では300G以上になるという惑星。
そこに住むメスクリン人の交易商売人に、人間が頼み事をする話。

世界観が本当にしっかりしているので、一緒に未知の世界を知るという、知識欲を満たしてくれる。
これだけでも充分おもしろい。

しかも。

何度もいうが、メスクリン人がかわいい。
船長のバーレナンが人間にひょいっと持ち上げられて高いところに置かれるシーンの、バーレナンの動揺っぷりは、今なら言える。萌えた。
初めて本書を読んだ時、まだこの世には萌えという言葉はなかった。
本当に便利な言葉ができたもんだ。

一等航海士のドンドラグマーも寡黙ながらしっかり仕事する。
しゃべりがうまくて、楽観的で、リーダーシップにあふれるがどこか抜けているバーレナンの失敗を「いわんこっちゃない」という仕草をしつつもフォローするのです。
ちくしょう・・・ちくしょう・・・かわいいだろ!
ただし、見た目はムカデ。

全編を通じて、未知の世界を冒険するワンダーに溢れていながら、牧歌的でオプティミズムにのっとった良いSF。超おすすめ。


『重力の使命』 ハル・クレメント ハヤカワ文庫
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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