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テレヴィジョン・シティ 長野まゆみ

大好きでした。
テレヴィジョン・シティ



文庫化された『少年アリス』を学校図書館で借りたのはタイトルに惹かれたからにほかならないが、
その後、この作家に対する盲信っぷりは我ながらハンパなかった。
野ばら』『夜啼く鳥は夢を見た』『魚たちの離宮』はSF脳な自分には衝撃だったよ。。
特に『魚たちの離宮

その頂点に達したのが本作『テレヴィジョン・シティ
なんせ世界設定がSFだ。SFならなんでもいいか、って感じだがわりとOKだったりする。

何度目かの読み直しだが、始めて展開がタルいと思ったなぁ。最近超展開モノばっかりなせいもあるが。
あとがきで初稿から数百ページ削ったとあったが、さらに百ページくらい削れそうな気も。

初読時(単行本)から Alianac 暗号の解読には興味なかったが、文庫のあとがきでイーイーが最後に書いた Alianac だけでも知りたい、という人がいるのにはこっちも驚くわ。回答が本文に書いてあると思うのだが。

アナナス、イーイー、ジロ、シルル、アーチイ、ファン・リ、と名前のセンスはブレないねぇこの人。
ぶっちゃけ好き。

ストーリーは…当時は新鮮だったけど、今となってはさすがに目新しくないが、私はこの本でディストピアものに目覚めたくらいの勢いなので、王道でも陳腐とでも言われようが、好き。
独特なうえ、今読むと冗長だし、お薦めできる作家ではないのだが。
むしろ、この作家を好きになる人は、必然的に出会っていると思う。

気がついたらもう3回も好きって書いている件。えぇ、本当に好きだったんだよ。
だった。過去形。

この後に出版された『行ってみたいな、童話の国』『夏至南風』が・・・ホ、ホモ?
当初から少年愛"的"な描写であったとはいえ、『行って~』の方は学校図書の購入申請したら、却下された。司書のセンセー曰く「直球ホモすぎ」。先生と生徒の会話として最低レベルですね。わかります。結局、誰かに借りて読んだ記憶。
当時、稲垣足穂先生の本も読んでいたけど、有機的なものをモノ、機械、鉱物のように描く描写が好き(4回目)だったので、とにかくショックで『夏季休暇』くらいで嫌でやめてしまった。

若かったなー。
澁澤龍彦『少女コレクション序説』、バタイユ『眼球譚』も楽しく読める大人になったよ、あの頃の私よ。


さらに後に出版された『新世界』が本作と同じ路線のSFしてるらしいので、いつか読もうと思う。
もうホモホモしくても少年が出産しても驚かんわ。


テレヴィジョン・シティ〈上〉 (河出文庫文芸コレクション)
テレヴィジョン・シティ〈下〉 (河出文庫文芸コレクション)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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