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傭兵の二千年史 菊地良生

傭兵――世界で二番目に古い職業。
一番は言わずもがな、売春婦。
傭兵の二千年史


二千年史とあるが、古代オリエントの紀元前400年頃から話が始まるので、
実質2500年ほどの歴史を駆け足で説明。
しかし、傭兵の本質はほぼ変わらないので、混乱せず読める。


曰く

「正規軍の解体とは社旗の骨格の崩壊を意味する。そしてその社会の骨格の崩壊はいつの時代でも民衆を直撃する。こうしたパニックからの脱出の道が人にとって最大のパニックであるはずの死と直結した戦争しかないとき、彼ら民衆は生きるため、食うために戦場に身をさらす。 (中略) 英雄たちの華やかな合戦絵巻が繰り広げられる一方、その裏では飢えた民衆たちが傭兵に身をやつし、ひたすら食うため、生きるために戦場でのた打ち回っていたのである。」


社会の崩壊から起こる死から身を守るため、戦争に身をやつす。
今となってはロマンすら感じるが、そんな喰えないモノこそを、傭兵は真っ先になくすのだろうなぁ
本書を読みすすめていくと、
そんなロマンすらなくなるが。


すべてに人間が人間とされる時代なぞ、ここ100年程度だと思うが、
中世はやはり本気度が違う。
支配者層以外の人間は道具

そんなのた打ち回る人々の生き様が描かれていて、興味深い。
非常に読みやすい良書だと思う。人にお勧めできるレベル。

メインは前半がスイス傭兵、後半がドイツの「ランツクネヒト 」の記述で、
現代のフランス傭兵部隊、ワイルド・ギースの記載は少ない

関係ないが、本書に掲載されているプロイセン王フリードリッヒ2世が格好良すぎる。
wiki は格好よくないのでwebを探したが見つからない
役者みたいに素敵なので、プロイセン好き、フリードリッヒ2世好きの人はゼヒ


リンク読書の推移
 『フリーメーソン 』
  ↓ (18c初頭、仏は英崇拝(アングロマニア)が流行、フリーメーソン広まる → あいつらは仲悪いだろ)
 『英仏百年戦争 』
  ↓ (どこかに傭兵の記述があった)
 『傭兵の二千年史』

傭兵の二千年史 (講談社現代新書)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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