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うたかたの日々 ヴィアン

青年コランは美しいクロエと恋に落ち、結婚する。しかしクロエは肺の中に睡蓮が生長する奇妙な病気にかかってしまう……。
うたかたの日々



10年以上前に前述のあらすじだけ知って、ずっと読みたいと思っていてようやく読めた。
肺に睡蓮が咲く奇病、ってだけでトキメく人はいるはずだ。

会話がリズムカルで楽しい。訳注が多いが、拾っていると流れが断ち切られるので、無視して意図的に早く読み薦めていったのが正解だった。
ポンポンとすすむストーリーと会話に流されて、織り交ぜられる現実ではありえないことも深く考えずに受け入れられる。

病室を花で埋めて、睡蓮の生長を止めようとするイマジネーションが好き。
他にもあるが、体温を必要とする、種から育てる銃身の描写もいい。
うまく育たなかった銃身の先に鋼鉄のバラが形状されたのは、コランがクロエのために花を欲した気持ちなのはハッキリしているのだけど。

なんだろーなぁ、無駄な無垢さがある。この世には不必要な無垢さ。
おかげで、単純なあらすじは悲劇なんだけどどこか喜劇っぽい。

いつものように面白いと、あんまり感想でてこないや。

うたかたの日々 (光文社古典新訳文庫 Aウ 5-1)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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