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ジェイクをさがして チャイナ・ミエヴィル

SFマガジン、2012年9月号の「この20人、この5作」でお名前すら把握していない作家さんが2名ほどいらっしゃったのね。
こりゃまずい、読もう。ということで。(もう一人はニール・ゲイマン)

関係ないけど、アメコミ小特集の「アメコの気恥ずかしさ」(だったかな)のコラムが大変興味深かった。
ジェイクをさがして


不思議な作風だなぁ。終始モヤの中にいるみたい。
何が正しくて、何が真実で、誰が嘘をついていて、作中の小物が "本当にそこにあるのか" と疑ってしまう。
かといって、仮想現実モノとも違うしね。

仮想現実…ヴァーチャルリアリティとか懐かしい言い方だが、古い人なので昨今どう呼ばれているのか分からない。

解説でもあったけど、場所はほぼロンドンってことで、これロンドンっ子の立場で読んでみたかったなぁ。
知っている場所の境界線があやふやになって、裏路地を抜けるように、人ごみを通り抜けるように、自然に "知っているけど知らないところ" に連れ出されるね。
ここら辺、クローゼットという卑近なものの奥に異世界への扉があるような(ナルニア)お国柄なのだろうか。
日本も異世界がそこらに転がっている系だが、区切りは戸や線で、空間でまじきるのはあまり知りません。
(里と山中とかでも)

収録作品では「ジェイクをさがして」「基礎」「鏡」が好き。
「鏡」はオチにえっと思ったが、このもやっとした感じを1冊貫いたという意味で、首尾一貫した本であった...。



収録作品
 ・ジェイクをさがして
 ・基礎
 ・ポールルーム
 ・ロンドンにおける"ある出来事"の報告
 ・使い魔
 ・ある医学百科事典の一項目
 ・細部に宿るもの
 ・仲介者
 ・もうひとつの空
 ・飢餓の終わり
 ・あの季節がやってきた
 ・ジャック
 ・鏡
 ・前線へ向かう道(コミック)

ジェイクをさがして (ハヤカワ文庫SF)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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