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地獄に堕ちた者 ディルヴィッシュ ロジャー・ゼラズニィ

こちらも神田古本祭りにて出版社ブースにて購入。
解説をパラ見して確認したはずなのだが、一番避けたかった「続編あり」ものだった…。
続編も絶版だ。図書館を探そうと思います。。

考えてみれば、ゼラズニィはサンリオSF文庫時代の作家なので、いわゆる名作でも軒並み絶版だわ。
「わが名はコンラッド」「伝道の書に捧げる薔薇」のみ既読。
真世界アンバーシリーズ読みたいです。(絶版)

いつも思うのだけど、創元社は FT を推理文庫にカテゴライズするのやめて、 FT 文庫作ればいいのにと思う。



読み前にちらっと本書を開いたら「返事」で"いらえ"、「状況」で"ありさま" など、特徴的なルビがふってあったので、少々躊躇したけど、物語の雰囲気つくりには効果的でした。
意図的な雰囲気つくりの翻訳文は、ときおり鼻につくケースもあるけれど、これは良かった。

11編の連作短編集。細かい説明もなく始まるが、先の訳文とかもし出る雰囲気を楽しんでいると、
状況はわりとすぐ分かる。(そもそもややこしい設定でもない)

主人公、ディルヴィッシュと旅の仲間の黒い馬ブラックの馴れ馴れしくない、けど信頼はしている会話がとてもいい!
途中の1編でブラックが人間の姿になったのには微笑ましくて笑いました。
普段は馬なのに、人間の姿で一緒に戦ってるのが奇妙なような、悪くないような、まぁそんなこともあるか、と流す軽い笑いは、根底が暗い物語のなかで彩りですね。

いまナイトライダーのマイケルとKITTを思い出したけど、関係性はだいぶ違うな…。
単に主人公と乗り物つながりか。

途中、一時合流する女性リーナにつっこまれてたが、
復讐の旅は、旅をする時間と労力も本来復讐すべき事柄に含まれるが、なぜか復讐者はそれ自体を復讐の糧にはしないよね。。

で、冒頭でも書いたけど、終わっていない…。続編は「変幻の地のディルヴィシュ」。
しかし、1冊で終わらすにはもったいない雰囲気をもった連作短編だったので、
入手困難でも復刊と今回の出会いは非常に良かった。


地獄に堕ちた者ディルヴィシュ (創元推理文庫)
変幻の地のディルヴィシュ (創元推理文庫)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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