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反逆の星 オースン・S・カード

初期稿が酷評された作品の改訂版。初期稿を知らないのでなんともいえないが、
"独創性がなく非論理的" と感じる前に「昔話か神話だな……」と思った。

迫害される異能力者、放浪する異能力者は神話っぽいし、
「わらしべ長者」や「こぶとりじいさん」とか、カードらしいどこか説教じみた内容が民話っぽい。

そしたら解説にも「古代神話や民話」とあったのでそう間違いでもないと思う。



この物語は(カードの中では)あまり好きではない。。
カード印の面白さなのだけど、そのカード印の登場人物への苛烈さと救いや許しが薄味な気がする…。

主人公のラニックがわりとカラッとした性格で自分の突っ込みいれたりする描写も軽いノリの性格に見えて、「こいつ(ラニック)は大丈夫だな」感がひしひし感じる。

それ以外はカードらしさが詰め込まれている気がするのだが。
旅ができて広がりがあるのにどうしようもない世界の狭さ(解説だと閉鎖的ってあった)、閉塞感あたり。
その閉塞感を受け入れるというか、居所を見出していくというか、最後が世界の肯定で終わる安定のカード印。
なんだろう、落差が少ないんだな。
カード読みすぎてハードルがあがってしまったのだな…。

カードの邦訳がとまってしまったのが残念でたまらない。
好きな作家なのだ…。
SFを、特にカードを原語で読む語力を手に入れねば…。


反逆の星 (ハヤカワ文庫SF)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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