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第七の封印 オースン・S・カード

途中中断してチャイナ・ミエヴィルの「ペルディード・ストリート・ステーション」を読む、という力技かましたので、多少もったいないことしたけど、これもう何度も読んでいるし。

カード好きだけど、ワーストから作品あげていけ、と言われたら早いうちにでてくる1冊。



米国民が暗黙のうちに身に着けているであろう文化基盤がない私としては、深読みに限界を感じるというよりも「無理だな…」と諦めの境地にいざなう素晴らしい解説がついてます。
解説好きで、立ち読みで解説だけ読むこともあるけど、ここまで自分の無学っぷりで卑屈になりそうな解説もあまりない気がする…。
本当にすみませんでした。

その解説がなければ、単に
「サキュバスよろしく淫夢を10代前半の少女主人公にみせるコープス状のエロい星の土着生物 vs 人類&亜人類」で片付けかねない。。。
以前は気にならなかったし、気にもしなかったけど、ミエヴィル読んだ直後のリアルさを引きずったまま読むと、アンワームが…すごくエロゲーか…?という設定ですね。日本的ファンタジーさ(エロさ)が見えてしまう。
性的欲情というか、ぶっちゃけ夢で達するに達せなくて、枯渇のあまり自分の元に闇雲に引き寄せるという描写が鼻についたです。

解説のノリで深遠に考えると、トロイ戦争後のオデュッセウスうんぬんから神話的渇望がうんぬん、とでも言えばいいのかしらん。主人公のペイシェンスはあんな道草くう方ではないですが。


感想が後ろ向きだけど、たぶん、「物語を純粋に楽しむ」ことができなくなっている気がする。
老化か。

深読みして推測したり、先読みして正解を言い当てることが正しいわけでも、それだけが物語りを楽しむ方法ではない、とわかっているのに。
トールキンが暗喩を嫌った、その原因に自分がなっているかもしれないと思って凹む。

第七の封印 (ハヤカワ文庫SF)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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