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青い脂 ウラジミール・ソローキン

前半は読んだ、というか見た。

ウラジミール・ソローキンはロシアの作家。ロシア文学はスタニスワフ・レムしか読んだ記憶ないよ!?で挑んだので、うん、まぁ、圧倒的我が知識不足。

発禁もいたしかたなし。



まずぶっちゃけると、
通勤時に読んでいたので、混んだ電車でいきなり「フルシチョフ×スターリン」のホモセッなシーンがでてきたときはそっとページをおくりました。(本作は広義の歴史改変 SF)
菊池氏の「魔界都市」シリーズで車中でエロシーンを読むことは鍛えられましたが(…)、さすがに名前がまずい。

色々なことが説明されないまま進むので、ノリと物語の展開方法がわかるまで、まったく???状態。
主人公をすえる物語ではないのだ…。

青い脂 = 作家のクローンが生成するなぞのエネルギー。副産物?として創作テクストができる。

クローン作家がロシア文学者なので、創作テクストの皮肉/風刺がまったく分からなくて口惜しいですわ。
ほかにも実在の人物がバンバンでてくるので、知っていると知らないとでは物語の吸引力が違う。
終盤、ナチスのお歴々がでてくると大体知ってるので、遥かに読みやすかったしな…。
とりあえず、ベリヤが普通というかデキル男でわら。
ヨシフとアドルフが上っ面会食しているシーンとかも笑う。

ほかにも思わず笑ったシーンがあった。
本書はパロディ、ジョーク、暴力、ポルノ、皮肉をギュウギュウに押し固めてとりあえず SF の鋳型につっこんだので、あとは自由に読んで下さいという本だと理解したので、少しでも笑えたらある意味十分楽しんだといえるのかもしれない。

これが SF に分類されるのは、SF というジャンルが有象無象のエネルギー、懐の奥深さ、貪欲さをあらわしているのかもしれない…。
SF というノンジャンル。

読んでいて、サミュエル・R・ディレイニーの「アインシュタイン交点 (ハヤカワ文庫SF)」を思い出した。
色々と破壊的で理解がおっつかない本作だが、「アインシュタイン交点」ほど最後まで取り付く島がない本でもなかったわ。。


青い脂
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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