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絶対製造工場 カレル・チャペック

カレル・チャペック…知っている名前だがなんだけ?と思いつつ借りてきた。
『ロボット』の作家だった。気がついたら始めて読む。チェコの作家。


文庫本1冊で30章だて、というカート・ヴォガネット・Jrほどじゃないにせよ、結構な数、と思ったら元々新聞に8ヶ月かけて連載していた小説だった。
作中、とくに後半かなり場面展開がトッピなんだけど新聞でリアルタイム読者してたら早々にリタイアしていただろうなぁ。
1冊で続けて読んでもちょっと読みにくい。


物質にやどる 絶対 という無限の動力を発見したことによる社会崩壊的なSFと、
物質にやどる 絶対 という神性の発露による宗教闘争への風刺、
この2つかな?

絶対的な動力については細かいことは気にするなよ!というイキオイで簡素に書かれている。
社会崩壊もそりゃエネルギー資源関係の会社がつぶれて連鎖倒産、
みたいな描写は分かりやすくてスピード感あっておもしろかったけど、
絶対的神性については・・・こちらの知識不足でついていけなかった...。ルーテル派?神智学?
本当に申し訳ありません。

けれども、最後に分かりやすく書いてあったので、結局本書で伝えたかったのは下記なのだと思う。


-「(前略)誰でも自分自身のすばらしい神様を信じているが、ほかの人のことは信じないんだ。その人だってなにか善なるものを信じているのに。人はまず、なによりも人を信じなきゃいけない。そのことにほかの人たちもそろそろ気づくだろう」(中略)
「いいかね、誰かが持つ信仰が大きければ大きいほど、その分だけ、それを信仰しない人たちを激しく軽蔑するようになる。とはいうものの、最大の信仰は人間への信仰だろうな」
「誰でも人類のことはとてもよく考えてるんだが、個人個人については、それはない。おまえを殺してやるぞ、でも人類は救ってやる、ってわけだ。それはいいことじゃないね、神父さん。この世は悪くなるだろうね、人が人を信じようとしない限り」



絶対製造工場 (平凡社ライブラリー)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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