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エンダーのゲーム オースン・S・カード / 映画:エンダーのゲーム

一足早く公開された本国の評判がアレなこと、ピーターとヴァレンタイン(ロックとデモステネス)がばっさりカットなこと、最初から最後までやること(尺の問題)から、公開期間は非常に短いと推測し、公開初日に行きました。

公開前々日まで原作(旧約版)を再読していた、始めて映画化報を聞いてから11年まったファンの感想。
もうこれから先、思い出したように海外サイトを探して映画化の進捗を確認する必要がないのかと思うと、よく11年まったな、という気になる。


ポスカもらった。2週目になると、アーライとビーンのポスカになるらしい。地味すぎる!
エンダーのゲーム



総じて、原作を120分以内になんとか納めようと、できるだけ頑張ったといえるダイジェスト映画。
この上映時間でまさかモニターを外すところからやるとは思わなかったので、そこで期待半分、不安半分(尺的に)。
尺に関しては仕方ないが、TVシリーズで見たかった。

キャスティングに関しては賛否両論あるだろうが、個人的には見た目はうーん。演技力は無問題。
ピーターとボンソーは文中で "美しい" と明記されてるのにな…。

バーナードとスティルスンは想像したままでw
逆にピーター、アーライ、ビーンは…。ボンソーが小さくて、おまえがビーンか、って。
エンダーが高身長で足長なせいもあるかな。スタイルが良いがその分、6 ~ 14,15 歳には見えない。
年齢設定は映画ではなかったことになっている模様。
6 歳の子供が同級生蹴り殺したり、12 歳くらいが昔の上官を蹴り殺したりはまずかったか。


期待値下げて見に行ったので(自己防衛)、思ったより良かった.
しかし、いくつか看過できない点も。

ピーターがその暴力/攻撃性で、ヴァレンタインが平和/柔和すぎるゆえに、その間をとることを期待されて生まれることを許されたエンダーは共感力がすぎたと理解している・・・。
敵を理解し愛し、殺し、死者を理解し生者のあいだに生き返らせ、確実にこの世と死者を分断する。
そこにはエンダーの性格ゆえの苦悩と苦痛があったのに、その性格の部分、動機づけがほぼ全カットだった。
時間もないが、暴力が足らない映画だった。

エンダーを誰も助けない救援のなさが、居心地のよさを奪い取られる絶望が、愛してくれて、また愛した人が "彼ら" の一員に操作されていることを知る絶望が、憎しみが。

苦しみが足らない。
目を背けたくなるような、苦しみが足らない。

---

「敵のゲートは下だ」を聞いたときは感慨深かった。
象徴敵な台詞なので、でるだろうと思ったけど聞くと違うね。

「ぼくはパイロットたちに、突っ込んでいって死ねと命じていて、それを知りもしなかった」
作中でかなり好きな台詞だが、ニュアンスをわずかに残した別の台詞になったあげく、グラッフが言ったのが大変に心残り。
その憐憫、そのアイロニーこそが『エンダーのゲーム』ともいえると思うのだが。

「サラーム」は別の台詞になってたよね?

---

マイナスなことを書いているが、やっぱり見てよかった。
前述とかぶるが、リトルドクターをかかえて "突っ込んで死ぬ" 戦略を指示し、スクリーンに映しだされる艦隊や "無人機" が本当はなにか分かって見ている身としては、映像の極まった "ムリゲー" っぷりがですね。

---

今はアメリカ海援隊の推薦図書らしいですね。納得。


思うことありすぎて書ききれない。
本当にね、好きな作家なんだ…。


エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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