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未来視たち 大原まり子

未来史シリーズから、シノハラ・コンツェルンのエピソードを集めた短編集
未来視たち



当時はまったく思わなかったが、今見ると青臭いというか、マンガ的な設定てんこ盛り↓

ジョヴナイルって「コンツェルン 」って好きだと思う
大財閥っていうと必ずコンツェルンな気

大シノハラを頂点とする超能力集団。強大な能力―タレント―を持つものは特例として
自信のクローンを13人まで持つことが許された世界。
そのシノハラクローンの中からタルス、ミスト、シンクの3兄弟にスポットをあて、
特に13番目のシンクを中心にすえた物語

敵対するコザイ―古在―家は大シノハラの母親を原型とする超能力集団
ともに、強力なタレントを持つ代わりに病的気質を持つ。極端な異常性格

骨格は本作以外の未来史シリーズ(一人で歩いていった猫、ハイブリッド・チャイルド)とほぼ同じで
少年と少女の出会い過程
続けて読んでいると、なにがどれか分からなくなるほど似てる・・・
「芸がない」と批判する人もいそうだ

設定だけだと一昔前のマンガでしかないが、大原まり子氏の作品を読むと散在する、
親殺し、自我、超自我、分裂自我、離脱、女性性、受胎、再生といったテーマが
非透過なイメージを持つ文体で描かれていて、大変に独特な印象
詰め込み過ぎな気も多々するが。

想像するとグロでしかないような血肉の飛び散るシーンも、
手法を凝らした表現が、どこか現実感が薄く、やけに美しい


収録作品
 ストラップレス・ウォーカーズの跳躍
 シンパシー
 炎の少女たち
 グレーテルの焼死
 アルザスの天使猫


未来視たち (ハヤカワ文庫JA)
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書いている人:せんちょう
こんな僻地にようこそです。

ここはチラシの裏。
英語読解は好きの気持ちだけで誤訳誤解ドント来い。
TF はお笑い方向に感想備忘録。

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